データDVDとは?
データDVDとは、DVD-R / RWなどのメディアに、ドキュメント・写真・動画、音楽ファイルといった様々な『データファイル』を記録したディスクのことです。
これらのディスクは、主にパーソナルコンピュータ(PC)のデータ読み込みやバックアップに使用されます。
作成したデータの確認、再生にはPCでしかおこまえません。(例えば動画ファイルをデータとして保存した場合、一般的なDVDプレーヤーでは再生できません。)
このため、映像や音声の再生専用に規格化されたDVDビデオとは区別して「データDVD」と呼ばれます。
データDVDを作成するメリットとデメリット
データDVDを作成する前に、その特徴を理解しておきましょう。
データDVDのメリット
・大容量の保存:
「DVDビデオ」より、長時間の音楽・動画ファイルを保存できます。
・高速な作成:
「DVDビデオ」と比較して、短時間で焼き付けが完了します。
・多様なファイル形式の混在:
音楽や動画、文章・写真など異なる種類のデータを混在させて保存できます。
・データの受け渡しに便利:
安価で郵送しやすいため、大容量データのやり取りに適しています。
・セキュアな保存形式
ネットから隔絶された記憶媒体であり、データの書き換えは不可能。
ランサムウィルスの影響をうけません。
データDVDのデメリット
・再生環境の制限:
PCでしかデータを確認・再生することができません。
・保存期間(寿命)に限界がある:
DVD-Rの場合、適切に管理された場合30年、一般的に5年~10年ぐらい。
※HDD、SDの保存限界は3年~5年、USBの保存限界は2年~5年。
SSDの保存限界は5年~10年。
どの記録媒体も寿命に限界があるので、決定的なデメリットではない。
・補足
DVDよりBD(ブルーレイ)の方が大容量のデータを保存することが可能ですが、
データディスクとして、BDが採用されることは、あまり一般的ではないようです。
なぜでしょう?
BDに、その容量をフルにデータを書き込みむ場合、書き込み時間がかかりすぎ、
また、データの読み出しに時間がかかりすぎるからです。
つまり、収録容量が大きすぎるゆえに、タイムパーフォーマンスが悪く、
使い勝手が悪いのです。
BDは、フルHD動画のような大きなファイルを保存するのには向いていますが、
小さなファイルを大量に保存する場合は、DVDメディアのほうが向いています。
データDVDの用途
・PCの買い替えや、廃棄に備えて、データのバックアップをとる。
・写真、ビデオ、音楽など、メールで送りにくい大容量データを親戚や友人に
配るときに使用。
・ランサムウェアの影響を受けない、データのバックアップとして利用。
DVDメディアの種類と特徴
メディアの種類 | 主な特徴 |
DVD-R | 一度だけ書き込み可能 (追記は可能)。最も一般的。 |
DVD+R | DVD-Rとほぼ同じだが、古い機器では非対応の場合がある。 |
DVD-RW | データの消去・上書き・追記が可能。繰り返し使用できる。 |
・補足
録画用メディアとデータ記録用メディアの違い。
録画用の「録画」とは、TV番組録画用という意味です。
著作権保護技術(CPRM)に対応しており、
「私的録画補償金」が販売価格にあらかじめ上乗せされているため、
「データ記録用メディア」より割高なことが多いのです。
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データDVDを無料で作成する方法
データDVDを作成するための市販ソフトもありますが、ここでは、PC内の写真データをDVDメディアに保存する方法を例に、Windowsの基本機能(エクスプローラー)を利用して無料で作成する方法を解説します。
STEP1 メディアの用意
データDVDを作成するために、使用可能なメディアを用意します。
STEP2 メディアをドライブに挿入する
DVD-RやDVD-RWなどの書き込み可能なメディアをPCのDVDドライブに挿入します。
STEP3 ドライブを選択する
コンピュータを開き、表示されたドライブ、
ここでは「DVD RWドライブ」をダブルクリックします。
STEP4 書き込み形式を選択する
以下ウィンドウが表示されたら、目的に応じて書き込み形式を選択します。
ここでは、「CD/DVDプレーヤーで使用する」を選択し、[次へ]をクリックします。
データディスクを焼く場合でも「CD/DVDプレーヤーで使用する」を必ず選択してください。
※「USBフラッシュドライブと同じ~」を選択しても構わないのですが、
出来上がったデータディスクは、汎用性に欠け、パソコンによっては、
そのディスクを認識できません。
・「USBフラッシュ ドライブと同じように使用する」:
形式:ライブファイルシステム形式
特徴:データの削除や追記が可能です。
ただし、DVD-RWなどの書き換え可能メディアに限定され、
書き込みに時間がかかり、古いOSでは読み込めない場合があります。
・「CD/DVDプレーヤーで使用する」:
形式:マスタ形式
特徴:データの削除や追記は不可能になります。
これによりデータの改ざんを防げます。メディアの種類を選ばず、
高速で汎用性の高いデータディスクを作成できます。
※データの受け渡しやバックアップを目的とする場合は、
汎用性の高い「マスタ形式」のデータディスクを作成しましょう。
STEP5 ファイルをドラッグ&ドロップする
書き込みたいファイルを、「DVD RWドライブ」にドラッグします。
STEP6 書き込みを開始する
書き込む準備ができたファイルが表示されていることを確認し、ウィンドウ上部の「・・・」をクリックし、「ディスクに書きこむ」を選択します。
STEP7 書き込み直前の準備
ディスクにタイトルを付け、書き込み速度を選びます。
STEP8 最終確認
STEP9 書き込み開始
STEP10 書き込み完了
[ファイルはディスクへ正しく書き込まれました]というメッセージが表示されたら、書き込み完了です。
[完了]をクリックして終了します。




