目次


はじめに

All★Recorderは、動画、音声、ゲーム、カメラ映像を高画質・高音質で録画できる軽量で高機能なソフトです。オンライン動画、講座、ゲームプレイなど、幅広い用途で快適に利用できます。


Part 1: PCでビデオを録画する方法

デスクトップの起動アイコンから、All★Recorderを起動します。

ご購入済みの場合は、最初にライセンス登録を行って、制限を解除してください。詳細はファーストガイドを参照ください。
ライセンス未登録の状態だと、一部機能にフリー版制限があります。


手順1.
起動するとメイン画面が開きます。

手順2.
メイン画面の左上の機能一覧から「画面録画」を選択します。※初期設定で「画面録画」が選択されています。
この録画モードでは、ビデオと音声の両方を録画できます。

手順3.
カスタマイズのプルダウンメニュー(下図赤枠部分)から、録画範囲のサイズを選択します。
フルスクリーン(全画面)または 3840×2160(4K)、2560×1440(2K)、1920×1080(1080P)、1280×720(720P)、1024×768、854×480(480P)、640×480などの固定サイズを選ぶか、「範囲/ウィンドウを選択」から録画範囲をマウスで指定することもできます。

手順4.
音声(下図赤枠部分)は、「システムサウンド」と「マイク」から選択します。スピーカーから再生されている音声を録音する場合には、「システムサウンド」をオンにします。オンライン会議やゲームなど、マイクを利用する場合は「マイク」をオンにします。マイクを利用している場合でも、「マイク」をオフにすれば、マイク音声を録音しません。利用シーンや目的に合わせて、オン・オフを設定してください。

複数のマイクを利用している場合は、「マイク」のプルダウンメニュー(下図赤枠部分)から、マイクの切り替えができます。

プルダウンメニューの「設定」から、「マイク」の環境設定を開けます。環境設定では、音量、タイミング調整(ビデオとのズレ補正)やマイクのノイズ除去など、より高度な設定を行うことができます。

複数のスピーカーが接続されている場合は、「システムサウンド」のプルダウンメニュー(下図赤枠部分)から、スピーカーの切り替えができます。プルダウンメニューの「設定」から、「システムサウンド」の環境設定を開け、音量、タイミング調整(ビデオとのズレ補正)などの設定が可能です。

手順5.
「REC」 ボタンをクリックして、PCの画面録画を開始します。

録画中に、「編集」ボタンをクリックすると、録画している映像に、テキスト・線・矢印などの追加ができます。

手順6.
録画終了後、録画したビデオは以下の「録画・録音履歴」に追加されます。録画・録音履歴から、いつでも録画したビデオを再生できます。

プレビュー画面の下部のトリム機能を使うと、録画したビデオの不要部分をカットすることができます。

※録画・録音履歴画面は、メイン画面の右下にある「録画・録音履歴」をクリックして開くことができます。


Part 2: PCの音声を録音する方法

手順1.
メイン画面で、「音声録音」モードを選択します。

手順2.
必要に応じて、システムサウンドまたはマイクを設定します。
自分の声だけを録音する場合は、「システムサウンド」をオフ、「マイク」をオンにします。再生されている音声と自分の声や、相手の声と自分の声、それぞれ両方を録音する場合は、「システムサウンド」「マイク」の両方をオンにします。

「マイク」を録音する時は、環境設定で、[マイクのノイズ除去」オプションを有効にすることをお奨めします。

録音するアプリ以外の音声を消音したい場合は、「システムサウンド」のプルダウンメニューから「音量ミキサー」を開いて音量を調整します。

手順3.
録音終了後、録音した音声は「録画・録音履歴」に追加されます。録画・録音履歴から、いつでも録音したビデオを再生できます。

プレビュー画面の下部のトリム機能を使うと、録音した音声の不要部分をカットすることができます。


Part 3: ゲームプレイを録画する方法

手順1.
まず、録画するゲームを開始します。 All★Recorderを起動して、録画モードから「ゲーム録画」を選択します。

手順2.
「ゲーム録画」画面で、「ゲームを選択」の下矢印ボタンをクリックして、「ウィンドウ」または「プロセス」一覧から実行中のゲームを選択します。記録範囲はゲームウィンドウのサイズによって異なります。

手順3.
ゲームと同時に、プレイしている自分自身を録画する場合は、「Webカメラ」オプションをオンにします。ゲーム音声を録音する場合は「システムサウンド」をオン、自分の声を録音する場合は「マイク」をオンにします。

準備ができたら、「REC」ボタンをクリックして録画を開始します。

手順4.
ゲームの録画中、ツールバーから、スクリーンショットの撮影、録画時間の設定、編集などを自由に使用できます。

手順5.
停止」ボタンをクリックして録画を終了します。録画したゲームビデオは、「録画・録音履歴」に追加されます。ここで、ファイルの再生、名前変更、トリム、削除を行うことができます。「フォルダを開く」ボタンをクリックしてビデオの保存先を開けます。※録画したデータをファイルとして保存するには、ライセンス登録が必要です。


Part 4: Webカメラを録画する方法

手順1.
All★Recorderを起動して、録画モードから「Webカメラ録画」を選択します。

手順2.
カメラ画像のプレビューが表示されます。設定ウィンドウでは、ソースカメラの変更、カメラ効果の調整、解像度の選択、音量の変更、画像の回転を行うことができます。設定に問題がなければ、「REC」ボタンをクリックして録画を開始します。

手順3.
録画はいつでも一時停止または停止できます。ツールバーの「カメラ」ボタンをクリックするとスクリーンショットを撮影できます。連写も可能です。

手順4.
録画が終了すると、「録画・録音履歴」に追加されます。履歴から再生やトリムなどが行えます。「フォルダを開く」ボタンをクリックしてビデオの保存先を開けます。※ファイル保存には、ライセンス登録が必要です。


Part 5: スマホをミラーリング録画する方法

手順1.
All★Recorderを起動して、録画モードで「スマホ録画」を選択します。

手順2.
録画するスマホに合わせて「iOS録画」「Android録画」、いずれかのボタンをクリックします。

iOS端末を録画する場合は、Wi-Fiを使ってPCに接続します。PCとiOS端末が同じWi-Fiを利用している必要があります。

次に、iOS端末で画面ミラーリングを開始します。iPhoneの場合は、画面上部から下向きにスワイプしてコントロールセンターを開きます。「画面ミラーリング」アイコンをタップして、ミラーリング対象から「gemsoft ALL-Recorder」をタップします。

Androidの場合は、Wi-FiまたはUSB接続で、画面をミラーリングします。Wi-Fiの場合は、検出・PINコード・QRコード、いずれかの方法で接続してミラーリングします。

手順3.
ミラーリングを開始すると、PCのALL★Recorderにスマホの画面が映ります。解像度、出力解像度などを設定して「録画」ボタンをクリックして、録画を開始します。

手順4.
録画が終了すると、「録画・録音履歴」に追加されます。履歴から再生やトリムなどが行えます。「フォルダを開く」ボタンをクリックしてビデオの保存先を開けます。※ファイル保存には、ライセンス登録が必要です。


Part 6: 録画・録音したビデオ・オーディオを編集する方法

「録画・録音履歴」画面から、拡張トリミング、動画圧縮、メディア変換、ファイル結合、メタデータ編集、音声抽出、音量調整などの編集ツールを使って、録画・録音したビデオやオーディオを編集することができます。※これらの機能を使うには、ライセンス登録が必要です。

拡張トリミング:

トリミングの強化機能です。「録画・録音履歴」画面で、編集したい動画や音声を選択してから、画面右下に表示されている編集ツールアイコンの左端「拡張トリミング機能」アイコンをクリックして利用します。
動画・音声をトリミングして、複数の動画・音声にできます。また、複数の動画や音声を結合してひとつにすることができます。

セグメント追加:
セグメントは、トリミングして残す部分を指します。追加を使うことで、複数のセグメントを設定することができます。

指定して分割:
個数、あるいは時間を設定して編集中の動画・音声を分割する機能です。

編集を終えたら、「出力」ボタンをクリックして編集した動画・音声を保存します。編集した動画・音声も、「録画・録音履歴」に追加されます。
※編集結果は新規の動画・音声になります。元ファイルに変更は加えられませんので何度でも編集をやり直すことができます。


動画圧縮:

「録画・録音履歴」画面右下の編集ツールから「動画圧縮」をクリックして利用します。
ファイルサイズ、ファイル形式、解像度、ビットレートを指定して圧縮する(ファイルサイズを小さくする)ことができます。圧縮したファイルは、新規に「録画・録音履歴」に追加されます。


メディア変換:

「録画・録音履歴」画面右下の編集ツールから「メディア変換」をクリックして利用します。
動画の場合、ファイル形式、エンコード(コーデック)、解像度、ズームモード、フレームレート、画質、音声のエンコード(コーデック)、チャンネル、サンプルレート、ビットレートを設定して変換できます。
また、動画を音楽ファイルに変換することもできます。


ファイル結合:

「録画・録音履歴」画面右下の編集ツールから「ファイル結合」をクリックして利用します。
「+」ボタンをクリックして、録画・録音履歴やSSD・HDDに保存されている動画・音声・写真ファイルを追加できます。

結合する動画・音声・写真の追加、並べ替えが終わったら、「出力」ボタンをクリックして、結合したファイルを保存します。結合したファイルは、「録画・録音履歴」に新規に追加されます。

写真(画像)と動画を結合できるので、動画にタイトルをつけるなどの目的にも便利に使えます。


メタデータ編集:

「録画・録音履歴」画面右下の編集ツールから「メタデータ編集」をクリックして利用します。
録画・録音したデータに、ファイル名、タイトル、アーティスト、アルバム、作曲者、ジャンル、リリース年、コメント、ビデオまたはオーディオのカバーなどを設定することができます。編集を終えたら、「完了」をクリックして編集結果を保存します。


音声抽出:

「録画・録音履歴」画面右下の編集ツールから「音声抽出」をクリックして利用します。
録画したビデオなどから、音声だけを抽出して、オーディオファイルとして新規に保存します。
ファイル形式、エンコード(コーデック)、チャンネル、サンプルレート、ビットレートなどを設定できます。


音声調整:

「録画・録音履歴」画面右下の編集ツールから「音声調整」をクリックして利用します。
録画したビデオなどの、音声を音声トラックごとに、音量、ディレイ(映像とのタイミング調整)を調整することができます。


Part 7: PCの画面をキャプチャする方法

手順1.
All★Recorderを起動して、録画モードから「画面キャプチャ」を選択します。または、RECボタンの右上にある「カメラ」ボタンをクリックします。

手順2.
ウィンドウやウィンドウの要素などを自動認識します。あるいは、キャプチャする範囲をマウスでドラッグして撮影することができます。
キャプチャ後、長方形、円、線、矢印、連番、テキスト、カラーペイントなどを使って編集を加えることができます。

手順3.
編集後、「保存」ボタンをクリックして、画像として保存します。


※「カメラ」ボタン右のプルダウンメニューから、「スクロールする画面キャプチャ」「ポップアップメニューキャプチャ」も使えます。
スクロールする画面キャプチャ: ホームページなど、縦に長く一度ではキャプチャしきれない場合に、自動的にスクロールしてキャプチャを行います。
ポップアップメニューキャプチャ: 通常のスクリーンショットなどでは撮影できない、パップアップするメニューなどを撮影することができます。


Part 8: スケジュール機能を使ってタイマー録画する方法

手順1.
All★Recorderを起動して、画面下にある「スケジュール機能」をクリックしてスケジュールを追加・編集します。

手順2.
スケジュールが設定されていない場合は、大きく「+」ボタンが表示されますので、これをクリックします。
作成されたスケジュールがある場合は、作成済みのスケジュールの一覧が表示されます。

スケジュールの名前をつけて、OK をクリックして次に進みます。

手順3.
録画の開始時間、リピートの有無、停止設定をします。停止は、時間、録画する長さ、ファイルサイズ、手動で停止から選択できます。
また、複数のセグメントに分割したスケジュールも可能です。

設定を終えたら、「OK」をクリックしてスケジュールを保存します。


Part 9: 環境設定

メイン画面右上のアイコン群から「メニュー」アイコンをクリックして「環境設定」を開きます。

一般:

録画・録音時の挙動や動作の設定をします。


録画パネル:

録画・録音時に表示するパネルを選択、設定します。


出力:

出力フォルダ、録画品質、録音品質などを設定します。


音声:

音声設定の専用画面を開いて、スピーカーやマイクのデバイス選択、音量やタイミング調整(映像とのズレ補正用)などを設定します。
設定を変更した場合は、録音テストを行って、想定した録音が行えているか確認してください。


カメラ:

カメラ設定の専用画面を開いて、録画に使用するカメラの選択などを行います。


マウスとキー設定:

録画中のマウスの挙動や表示を設定します。画面操作を案内する場合など、マウスカーソルも録画したい場合は、マウスカーソルを録画するを有効にします。


ショートカットキー:

録画・録音中の操作をショートカットキーで行うことができます。フルスクリーンでの録画時など、録画バーを表示しない場合などに便利です。
ショートカットキーを変更した場合は、他のアプリとキー構成が同じになっていないか確認してください。
同じショートカットキーが設定されていると、どちらかのアプリ、または両方のアプリのショートカットキーが正しく動作しないことがあります。


もっと:

その他の設定を行います。管理者として実行する、非表示にした警告表示を再表示するなどの設定が行えます。